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First action

まず行動

古倉恵子と自分。

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11:00(水)

 

開店と同時に店内に入り、アイスコーヒーを注文した。

以前と比べてメニューが増え、お気に入りのアイスコーヒーの名前も変わっていた。

お気に入りのアイスコーヒーはどれなんだろうと、

迷いながらも勘で注文をする。

 

普段は微糖派だが、ここのブラックは飲める。

しばらくすると、40代であろう2人組の女性が入ってきた。

「カレーを注文するな...」

そう思いながら、お洒落な本棚から気になる本を1冊手に取った。

 

案の定、「すみませーん。カレーを2つ」とマスターに向かって注文をする。

ここではマスターが1人でお店を回している。

時刻は12時...

お昼時ではあるが、客は僕と彼女たちの3人。

ここで僕もカレーを注文してもいいが、マスターが忙しくなりすぎてしまう。

カレーだけならまだしも、彼女たちは「季節のフレッシュジュース」も注文していた。

季節のフレッシュジュースは冷蔵庫に入っている果物をその場でミキサーにかけて提供している。

その手間も考えると、カレーの注文は今じゃない。

 

名前も分からない植物を引きちぎる様に、普通だったらそこまで考えないのかも知れない。

その植物は何も考えられる事なく命を落とす。

世の中にとって、さほど重要ではない事は考えないのだろう。

 

古倉恵子は違う。

世の中に疑問を感じながらも、本音を隠し、それを悟られない様に言い訳を考える。

表と裏を理解した上で、

みんなの中にある「普通の人間」という架空の生き物を演じる。

 

仕事の在り方とか、生き方について糾弾される様になっているこの世の中は

そっちの世界だと僕は捉えている。

 

そんなに話を合わせてこなくてもいい。

僕はそっちが嫌いではないから。

 

ただ、自分が知っていることが全てだ。

という感じで回る世の中は凄く窮屈に感じる。

 

ここはそう感じない場所だ。

マスターは全てを受け入れてくれる。

その象徴がここにある本だ...

 

おそらくマスターが人生で読んできた本なのだろう。

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これを読んだマスターはどんな事を考えたのだろう...

どういう感情のときに手に取ったのだろう...

本屋のどのコーナーにいる時間が長いのだろう...

 

小さい脳が破裂するくらい湧き出てきた。

 

 

突然、僕の右斜め後ろからバンッと音が鳴った...

 

・・・・・

 

・・・・・

 

・・・・・

 

 

古倉恵子と自分②に続く...

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